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ルノーRS01(その2)


78年はついにル・マン24時間耐久レースを制覇し目標を成し遂げたルノー・スポール。彼らの新たな目標はF1での勝利と、選手権を制することとなった。それまでスポーツカーに集中していたリソースはF1へ回され、いよいよF1での選手権制覇を目標に活動が本格化していく。



マシンは79年用に新車の開発が進められていたが、開幕からしばらくは78年に使用したRS01を引き続き投入することとした。車体は78年と特に変わっておらず、変化は無いようだ。
エンジンも前年に引き続き、ギャレット製のターボチャージャー1基を備えるV型6気筒ターボのルノーEF1を搭載した。



ドライバーは新たに2カー体制に拡大したことに伴い、ジャン-ピエール・ジャブイユに加えて、前年マルティニでデビューして最後はサーティースで走っていたフランス人のルネ・アルヌーをセカンドドライバーに起用した。スポンサーもエルフが引き続き支援につき、フランスチームの一角として存在を示していくいくことになる。エントラント名はルノー・スポール。



開幕戦アルゼンチンGPではジャブイユが12番グリッド、アルヌーはターボマシンに慣れないのか最後方の25位に位置した。レースでも2台ともにエンジントラブルが発生し、アルヌーが6週、ジャブイユが15週と早々にレースを終えてしまった。



第2戦ブラジルGP。ジャブイユは予選7位、アルヌーも11位と中団につけてまずまずの結果。レースは28週したところでアルヌーが単独スピンでリタイヤ。ジャブイユも順位を落としてトップから1週遅れの10位に終わる。



第3戦南アフリカGPでは、ジャブイユがターボパワーに物を言わせてチーム初のポールポジションを獲得。アルヌーも10位につけた。だがレースは途中豪雨に見舞われ中断となった。リスタート後フェラーリのジル・ヴィルヌーブに出し抜かれてジャブイユは順位を後退した末、47週でエンジンが息絶えてリタイヤとなった。アルヌーはジャブイユのリタイヤ後もしばらく走っていたが、67週でタイヤがパンクしルノー全滅。
前戦ブラジルとここキャラミでジャブイユ車だったRS01-02はスペアカー扱いだったためか、ドライバーネームが書かれていない。



第4戦アメリカ西GP。ジャブイユがプラクティス中にクラッシュし負傷、レースには出られずまさかの欠場となった。そしてアルヌーもマシンのCVジョイントが壊れ予選中にマシンを降りた。結局このレース、ルノー2台は揃って走ることができなかった。



第5戦スペインGPで、期待の新車RS10がデビューした。ただし持ち込まれたのは1台のみで、これは当然ジャブイユに委ねられた。アルヌーはRS01を引き続き使用している。予選11位と9位のジャブイユのやや後ろにつけたアルヌーだったが、レースでは9位でフィニッシュし今シーズン初の完走を得る。



第6戦ベルギーGP。引き続きアルヌーがRS01を使用する。予選は18位と振るわず、レースでもターボチャージャーのブースト圧に問題があり、22週でリタイヤしてしまった。これがRS01が使われた最後のレースだった。



第3戦南アフリカGPではポールポジションを得たが、完走はわずか2回で第5戦スペインGPの9位が最高位だった。
ターボエンジンで存在を示したルノーだったが、その信頼性はまだ足りたものではなく、成績の面では振るわなかった。だがターボ過給機によるエンジンのパワーアップというルノーがとった手法は、間違いなくF1の新たな可能性を切り拓いたものだった。そしてRS01に替わり登場した79年用のニューマシンを送り出したルノーとともに、F1の新時代が幕を開ける。



RS01は4台が製作された。
RS01-01は77年に完成し、第10戦イギリスGPから第16戦カナダGPまでジャブイユ車だった。

RS01-02は78年の南アフリカGPで投入され、スペアカーだったアメリカ西GPとベルギーGPを除いてジャブイユ車だった。
79年は第2戦ブラジルGPと第3戦南アフリカGPでジャブイユ車となったが、開幕戦アルゼンチンGP・第4戦アメリカ西GPから第6戦ベルギーGPまではスペアカーだった。

RS01-03は78年の南アフリカGPで投入され、アメリカ西GPとベルギーGPでジャブイユが使用した。それ以外ではスペアカーとなっている。
79年は開幕戦アルゼンチンGPから第6戦ベルギーGPまでアルヌー車だった。

RS01-04は79年の開幕戦アルゼンチンGPでジャブイユ車として投入された。第2戦ブラジルGPと第3戦南アフリカGPはスペアカーとなり、第4戦アメリカ西GPで再びジャブイユ車となっている。
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  1. 2015/03/22(日) 22:05:07|
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